住宅ローンが出来たのは、約100年くらい前のこと。
2019年 02月 26日
住宅ローンが出来たのは、約100年くらい前のこと。
明治時代。
意外と昔からあるのですね^_^
では、その前、江戸時代の新築事情…今と何が違うか!
それは、土地の仕組みから、全く違う!
町人、農民の一般人には所有権がなかったのです。
基本的に土地はすべて幕府のもので、個人で土地を持つことは許されていなかったようです。
大切な国土を幕府は大名に貸し、大名は地主に貸し、地主は長屋を建てて貸していた…
町民は建物を借りていました。
ポイントはここですね!
土地は個人の資産ではありませんでした。
農家の方は、年貢が家賃。
大名は地主に畑や土地を貸し、地主はその土地に長屋を建てました。
小作人たちは割り当てられた畑で働き、収穫したものを年貢として納めること、これが家賃になりました。
つまり、新築なんて建てていなかったのです。
土地は国のもの。だから、自分達が死んだら国に返す。
なんて、理にかなっているのでしょう。
目をつぶり、地球の外から自分達を見てみます。
イメージして^_^
お金を払って何かを手に入れて、自分のもの!と思っている人間が小さくて傲慢な生き物に見えます。
自分も同じ。
お金を払ったからって、自分のものにはならない。
地球のものは、地球のものなんですよね。
自分のものになったから、好きに使っていい。
それが人間の傲慢さであり、
間違えてしまった要因なのかもしれません。
by seijitsuchan
| 2019-02-26 00:03
| 人づくり革命